社会適合生活1か月目を終えて

大学の元同級生がインスタにnoteのリンクを掲載しているのを見て、このブログのことを思い出した。そこには何やら高尚そうなことが書いてあったので、それに影響を受けてそれっぽい感じのテーマで書いてみる。

 

4月から新社会人として社会不適合者ではいられない生活が始まった。毎日朝早くに起き、スーツに身を包み、電車に揺られて通勤するのだ。電車の中では英単語を勉強し、大きな荷物を持った観光客らしき人物にいらつくなどした。

新たなコミュニティにも所属することとなった。一つは同期。一つは職場(狭義)。後者においては、やはり一年生ということで雑用っぽいこともあったり、研修期間中はよそ者といった感じだった。先日教育係の人と飲みに行ったが、やはり品定め的な目線はあるらしい。

余談だが、私は友人など割と近しい人に能力面で測られたりすることに免疫がない。部活はあまり真剣にやってこなかったせいだと思う。そのせいで、レギュラー争いとか全然したくないし、今後の仕事できるかできないかという見方をされるのが嫌で嫌で仕方がない。

 

オリジナリティのかけらもないことを言っているのは承知で社会人になった感想を言うと、時間がないということである。正直これに尽きる。一日が36時間くらいあったら、全然社会人としてやっていける自信がある。起きて、仕事に行って、帰って、ごはん食べたりお風呂入ったりしたらもう寝る前。定時の生活をしていただけでこんな感じなので、繁忙期に入って残業続きになったりしたらもう絶望である。意識の高い社会人はいかにして勉強の時間を捻出しているのか。Twitterにいる年がら年中野球を見て、遠くまで応援しに行っている人はどこから時間を創出しているのか。全くもって想像がつかない。

(特に平日に)時間がないということは、それだけ休日が貴重になるということでもある。土日が貴重であるということもなかなかつらいものがある。というのも、クオリティが問われることとなるからである。起きたら11時でした、だらだらしていたら夕方でしたということになったら、身体的にはともかく、精神的なダメージは計り知れない。それはそれで贅沢なのだが、有意義な休みを過ごさないと勿体ないと心から思う。他方、平日にやっていることは全然やりたくない。通勤でやっている英単語など、休日には思い出したくもない。好奇心の問題なのか、休日に勉強する気にはなれない。やらなければなあという思いはあるが。

また、これまで2,3日に一度はお酒を飲んでいたのだが、日~木には飲まないようになったので、お酒を飲む機会が減った。これは割と悲しい。金曜日には普通に飲むが、土曜日は連続になるのであまり飲まないようにしている。したがって、週に一日しかお酒を飲めないのである。上述の休日の話同様、ここでもクオリティの話が出る。週に一度の貴重な貴重なお酒の機会なのである。失敗など許されず、いまいちで終われない。いやいやそんなの気にするなと思うかもしれないが、そういうものなのだ。社会人にはお酒を飲むチャンスが少なく、失敗が許されない。

話は逸れるが、これが、行きつけの店を作る一つの要因な気もする。新たな店に挑戦して、あまりよくなかったり、最悪ぼったくられたりするわけである。そうすると土曜日の気分は最悪である。さらに、それで土曜日に金曜日のリカバリーをしようとすると、今度は体のリカバリーができない。結果つらい日曜日を迎えることとなり、もう日曜日か、来週もつらいなあとなってしまうのである。

 

脱線の脱線ばかりで中身のない感じになったが、最後に2か月目の抱負でも述べて締める。

2か月目の抱負は、継続と挑戦である。

まず、継続だが、4月あるいは新社会人になるにあたって始めたことがいくつかある。日記や通勤中の英単語、週2回の運動などである。これを継続していく。また、4月の緊張感を保ちつつ、日々の業務に取り組む。周囲の人間に、2か月目になって気が緩んでいるからだ、などとは口が裂けても言わせないようにフレッシュさを保つ。

次に、挑戦である。先日飲みに行った際に言われたことでもあり、他の部署の方が研修でもおっしゃっていたが、1年目の特権を活かすということは非常に重要らしい。そして、2年目になるともうルーキーではなくなるのだ。1年目のうちに、様々な失敗をしたり、わからないことを二度三度と聞く。特に失敗に関しては個人的な課題であり、これまで病的なまでに避けてきたつもりである。失敗して様々な経験を積むために、挑戦する。それも意味のある失敗をするための、意味のある挑戦である。

この継続と挑戦の二点を目標に、5月を耐え抜く。特に、連休明けはせっかく身についた習慣がぼろぼろになったり、行きたくなくなったりするはずなのでなんとか頑張る。

おやすみ!