考え方の転換

以前の私は、ひねくれにひねくれていた。そして、そのひねくれは強いこだわりと優越感のようなものを伴うものであった。例えば「ギャグセン」なんて単語を使うのは面白くないやつだ、のように典型的なラジオリスナーの穿った思考である。

しかし、一時期ラジオを聞かなかったこと、こだわりがなくなったこと、一周してバカさを好きになったことで「エモい」といったようなことばを使うようになった。そんな中、「エモいとか使うんだ」と久々に会った姉に言われた。何気ない会話だっただけに、深く印象に残っている。

今はどうすべきか決めかねている。実は、こだわりがあって、意固地になってるような馬鹿なヤツこそが自分だったのではないかと考えた。